テントの中の寒さ対策
涼しさを超えて、すっかり、寒い夜のキャンプが増えてきました。
焚き火をしている間は良いのですが、寝袋に入ると寒くて寝つきが悪くなりますよね。
皆さんは、どのように、寒さ対策をされていますか?
寒さ対策を侮ると、夜中に寒くて起きたりといったことになると思います。
そんな私も、数年前、11月下旬のグリンビィラ大子で、凍え死ぬかと思った経験があったりましす。
さて、我が家の基本的な睡眠スタイルですが、私と妻娘ではそのスタイルが違います。
私は、原則、コットを使って寝ています。
ロゴス(LOGOS) FDコットDX3
これ(↑)を、テントの中に持ち込んでいます。
実は、寒さ対策ではなく、暑さ対策として、コットを導入しました。
背中とコットの間に熱がこもらず、快適に寝られます。
ちなみにコットは非常な便利な道具で、その便利さつられて、いつの間にか、3本所有していました。
先日、鳥野目の帰りに寄ったロゴスショップでもらってきた、「LOGOS CAMPING STYLE BOOK 2009」に『「快適ベッドルーム」のススメ』という特集があります。
この中に、コットは寒さ対策にもなるとの、記述を発見です。
どうやら、コットを使っていると、地面から高さがある分、冷気が上がってこないとのこと。
結論から言うと、そんなこと無いです。
むしろ、夏場の武器であった背中とコットの間に熱がこもらない構造があだとなり、背中が寒い....という結果でした。
そのため、冬場は、コットの上に毛布をひいて、その上に寝袋を置いて、その中で寝ています。
もちろん、コットをテントの中に直接置くと、テントを傷めてしまうので、銀マットを引いてから、コットを置くようにしています。(コレも冷気対策になっていると思います。)
さて、妻と娘ですが、つい最近まで、次のようなスタイルでした。
銀マットの上に起毛マットをまず敷きます。
Coleman(コールマン) 起毛レジャーシート
我が家で使っているのはこのモデルです。
コットなどはどこでも売っているというわけには行きませんが、コレは、スーパーやホームセンターのレジャーコーナーにも良く置いてあるのを見かけるので、お求め安いのではないでしょうか。
で、起毛のレジャーシートの上にエアベッドを置きます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 電動ポンプ内蔵式エアーベッド(ダブル)
我が家で使っていたのは、このタイプで、車にAC電源がついているので、ケーブルを延ばして、テントに引き込んで、空気を入れて使っていました。
この形だと、冷気対策はばっちりですし、後は上からの冷気対策だけですので、対策も楽です。
ただ、このスタイルは今年の秋からとっていません。
なぜなら、我が家はフリーサイトでのキャンプも多いので、エアーベッドの空気入れがちょっと大変ということが理由です。
つまり、エアーベッドといえども、一晩寝れば、それなりに、空気が抜けますので、連泊する際には、毎日、ベッドへ空気入れるというミッションが発生します。
これが、少々めんどくさいのですね。
フリーサイトによっては、相当駐車場から離れている場所もあるので。
ということで、今年の秋から使っているのが、このタイプです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンピングFDマット100×200cm
これを、銀マット、起毛シートの上にコレを敷いて寝るようになりました。
これで、空気入れというミッションから、解放されました。
妻の感想では、冷気は上がっていないとのこと。
妻の場合は、キャンプに慣れているので、寒さに対する感覚がにぶっていることも考えられますが、本人が大丈夫だと言うのですから、大丈夫ということにしてあります。
ただ、テントの壁付近に寝ている娘は、「寒い」と漏らしていましたので、外気に近いと下からの他に、横からの冷気対策も必要かもしれません。
寒さ対策のとどめは、ヒートテックを上下着て、スキー用の靴下を履いて、そして、さらに重ね着して寝るというのが、基本ではないでしょうか。
あとは、寝袋の性能しだいで、さらに体の上に毛布やひざ掛け、あるいは、ジャケットなど、熱が逃げるのを防ぐ工夫をしています。
実は我が家は今年の秋に寝袋を新調しまして、コットンタイプのものから、ダウンの入っているものにしてみました。
寝袋による効果も相当あるかと思います。
まとめとしては、何かひとつで寒さ対策になるというよりは、あれやこれやのあわせ技ということでしょうか。
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