ゴールデンウィークのキャンプの準備 その3

美富寿屋 十百三

2011年04月27日 05:55

週末のキャンプのことを考えながら準備をするのって楽しいですね。

私なんか、通勤電車の中でずーっとキャンプ一色の通勤生活。


じっくりと焚火がしたいとか。



段ボール燻製がしたいなぁ~とか。



観光も少し行きたいなぁとか。

とにかく、妄想シミュレーションを繰り返します。


さて、いよいよ、明日が久しぶりのキャンプ!

道具の準備もほぼ終了。

玄関に、廊下に、リビングに、ずらっと並んでいます。

着替えもだいたい、詰め込んだし。

なんとな~く、インターネットをしながら、何本目かのプシュッ。

一旦しまったクーラーボックスからご自慢の日本酒を取り出して.......

本格的に晩酌です。


気持ちはすでにキャンプ場へ。

気がつけば、いつの間にかTVは通販番組になり~。


何か忘れてませんか?

大事な準備。

そう、睡眠です。

前日の夜更かしは危険です。

何でかって......

9:00
 眠い目をこすりながら、車にキャンプ道具の積み込み開始

10:00
 何度か見直しをしながらも積載完了!
 

 出発~!

10:30
 盛り上がる車中。
 キャンプだホ~イ!キャンプだホ~イ!キャンプだホイ!ホイ!ホイ!

11:30
 PAで早めの昼食。
 

 ついでに、今晩のつまみもこっそり購入。

13:00
 チェックイン!
 管理人さんと話ながら情報収集。

13:15
 GWなので設営場所の選択の余地は無し。
 指定の場所で設営開始!

14:30 
 子供たちがなんか食べた~いと言い始めたころ設営完了!


 取りあえずプシュッっとしたい気持ちを抑えつつ、売店に行く。
 キャンプ場名物のソフトクリームを家族で食べる。
 パパ、ちょっとそんな風景が嬉しい。

15:00
 
 ようやく、プシュッ。
 爽やかな日の光、木の香りの風を浴びて、つくづく「キャンプに来て良かったぁ」と実感。

15:15
 プシュっ。
 焚火の準備を始める。

15:30
 プシュっ。
 段ボール燻製の準備を始める。

15:45
 プシュっ。
 炭にうまいこと火がついたのを確認してご満悦。
 PAで内緒で買ったつまみを準備。
 実は地元名産の牛肉のおつまみだったりする。
 楽しみ~

16:00
 プシュっ。
 ガソリンランタンの準備。

 リクライニングをガバッと倒し、グイッとビールを喉に流し込みます!

 やっぱ、キャンプってサイコー
 サイコー
 サイコー 





21:30
 LEDランタンの青々とした明かりがうっすらと目に入る。

 ちょっと怒り気味の奥さんに起こされる。

 妻:「ねぇ、起きてよ。子供達寝ちゃったし、私ももう寝るから」

 夫:「えっ?BBQは?」

 妻:「もうやったわよ。」

 夫:「えっ?マシュマロBBQは?」

 妻:「もうやったわよ。」

 夫:「えっ?ところで今何時?」

 妻:「九時半よ!く・じ・は・ん!」

 夫:えーーーーーーーーーーーーーーっと、心の中でひっくり返る。


21:35
 妻:「あっ、ランタンはテントに持って行くから、パパは自分でなんとかして」

 夫:「はい.....」

 妻:「十時消灯だからね。忘れないでね。」

 ※以降、暗いんで写真はありません。



楽しみにしていたのは家族とのBBQ。

楽しみにしていたのは家族との焚火。

楽しみにしていたのは子供との星空観察。

楽しみにしていたのは家族の笑顔。


原因はプシュの回数?

それも、あったでしょう。

でも原因は、昨日の夜更かし。

お仕事の疲れがあるんだから、早く寝ればよいのに。

ついつい油断して。

結局、寝不足のまま、キャンプへ。

充実した睡眠と引き換えに、何かを無くしました.......




火が消えそうな焚火台に薪をくべ、音をたてないように静かに焚火を開始。

そこで初めて気が付きます。

テーブルの上に取り分けてくれてあった冷え切った焼き肉を。

内緒で買ったおつまみの空き箱。

脇に目をやると段ボール燻製機が。

蓋をあけると冷え冷えに冷え切って脂が白く固まっているベーコン。

しょうがないので、今宵は1人で焚火をしながら晩酌です。

今日のために用意した日本酒。



..........が、無い。

あっ、昨晩、クーラーボックスから出した後、仕舞い忘れた......

ガ~~~~~ン。
(T_T)


完全に心は折れましたが、それでも、焚火だけでも楽しみたい。

本日6回目。

最後の1本をプシュ。

そして、呟きます。

「これじゃ、ソロじゃん」





なんて、ならないために、前日の夜更かしは禁物です。

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