美富寿屋の野遊び三昧

今年こそキャンプデビューを！、と考えている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか？

そんな方にお勧めしたいのが、まずはディキャンプからのスタート。

それも、あれこれ想像して買いそろえる前に、まずは体験。

ただし、季節はあまり日差しが強くない時期から始める方が良いかも。

だって、それならタープもいらないから。


大原オートキャンプインそとぼうの風景2 posted by (C)美富寿屋


キャンプって結構、準備（設営）している時間が長い。

なんで、いきなりお泊りキャンプだと、キャンプの間、ずっと準備していることになりかねません。

まずは軽い気持ちで試せるデイキャンプから始めてみるのはいかがでしょう。

と言うわけで、家にあるものでなんとかやってみる。

調理器具はどうでしょうか？

2バーナーは確かにあれば便利ですが、家庭用のカセットガスのコンロでも十分。

立派なキッチンテーブルあれば便利ですが、別に無くてもなんとかなります。

たとえば、良く見る椅子とテーブルが一緒に格納できるピクニックテーブル。

こんなヤツです。


ちなみに、この写真、記念すべき我が家のキャンプライフスタートの日の写真。

すでにお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それで十分だと思います。

とりあえず人数分の椅子とテーブル、大きな道具はそれさえあれば何とかなります。

BBQやるならBBQコンロも必要ですね。

食器も素敵なものもありますが、家族の誕生会で使った紙コップや紙皿が残っていませんか？

それでも全然構わないですよ。

で、無いものだけあらためて調達を考える。

道具は実はレンタルだって出来ます。

なんで、まずは最小限の準備でやってみましょう。

道具が多いと道具の数だけお仕事が増えます。

使わなくても、車に積んだり降ろしたりとか。

慣れないことをするので、出来るだけ余分なお仕事は少ない方が良い。

初めてで多分余裕がないはずなので、たとえばおにぎりとカップスープと、BBQなんてどうでしょう。

キャンプ場で初めての火起こし。

思ったより、時間がかかるかも。

思ったより、なかなか熱くならないかも。

思ったより、早く炭がなくなっちゃうかも。


そんなこんなしているだけで、３，４時間ぐらいはあっという間に経っちゃいます。

あとは家族とキャンプ場で遊んだり、周りのキャンパーがどんな道具を使っているのか観察したり。


デイキャンプな一日をタイムテーブルにしてみました。

08：00　出発


08：30　高速に乗った瞬間、冷蔵庫にBBQの材料を忘れたことに気づく。

9：30　忘れ物の買い出し


11：00　チェックイン

11：15　とりあえず、ほっと一息。
　　　　　お茶飲みたい。

11：30　設営開始
　　　　　椅子とテーブルだけなのにどの位置にするかあーでもない、こーでもない。
　　　　　1時間近く経っていることに気づいて焦る。

12：00　ようやく料理開始。
　　　　　パパ、炭に火をつけようとするが着火剤が燃えるのみで炭に火がつかず。
　　　　　周囲がちゃくちゃくとお昼の準備を進めているのを見て、パパ、また焦る。


12：30　BBQ開始！
　　　　　家族一同、やっぱり、BBQサイコー！

13：00　パパ、ビールが飲みたくなってママに帰りの運転の交渉を始める。
　　　　　ママ、高速の運転は嫌とあっさり却下。
　　　　　パパ、いつかはお泊りキャンプをと決意する。


13：30　会社の疲れからか、パパ眠くなる。
　　　　　レジャシーの上でパパ寝る。

13：35　パパ、子供たちに起こされる。
　　　　　パパ、子供たちに連れられてどっかに行く。
　　　　　ママ、お昼寝する。

14：00　子供たち、お友達ができたらしい。
　　　　　パパとママ、キャンプ場無いを散策＆キャンパー見学
　　　　　パパとママ、色々なテント、タープ、道具に興味津々。


15：30　帰りの準備を始める。
　　　　　
16：00　お友達が出来た子供を探しに行く。

16：15　信じられないくらい汚れているのを我が子を発見。

　　　　　ママ、着替えを持ってこなかったことを後悔。
　　　　　パパ、車に乗せるのをためらう。

16：30　管理人さん、ごあいさつ。
　　　　　パパ、夕暮れ迫るキャンプ場を照らすランタン、焚火にうっとり。
　　　　　パパ、キャンプ萌えぇ～
　　　　　パパ、覚醒す。



　　　　　～道中～
　　　　　子供たち、爆睡。
　　　　　ママ、パパ、必要な道具について話す。
　　　　　パパ、道具が欲しくなる。

18：00　スポーツショップに到着。

　　　　　ああでもない、こうでもないとキャンプ道具を物色。
　　　　　でも、今回は買わないことにする。
　　　　　だけど、掘り出し物の子供の服は買うことにする。

19：00　子供たち、回転寿司に行きたいと叫ぶ。

　　　　　ママ、却下。
　　　　　でも、今更、家で料理もなんなので、やっぱり行くことにする。

20：00　勢いでお風呂屋さんにも行くことに。
　　　　　バーゲンの子供服を買っておいたことに運命を感じる。　　　　　

21：30　帰宅
　　　　　寝ている子供たちを引きずるように車から降ろす。
　　　　　子供を寝かす。

22：00　パパ、プシュッ。
　　　　　ナチュラムで道具を探す。


22：30　パパ、プシュッ。
　　　　　ナチュラムで道具を探す。
　　　　　ママ、寝る。

23：00　パパ、プシュッ。
　　　　　パパ、ポチッ。

2日後

19：30　あからさまに玄関にナチュラムの箱が置いてある。

　　　　　パパ、酔ってポチったことを初めて思い出す。
　　　　　パパ、青くなる。

とまぁ、こんな感じでしょうか。

結構、忙しいですよね。

ディキャンプを何回か繰り返しながら、こういう道具あれば便利とか、この道具は使わなかったとかが見えてきます。

また、キャンプ場で見かけた便利そうな道具を調べてみたりするのも良いかも。

そういう過程の中で、自分たちのアウトドアのスタイルが見えてくる。

それに合ったキャンプ道具を買えば良いのではないのでしょうか？

場合によっては、子供がもうちょっと大きくなってからという判断になるかもしれないし。

残念ですが、アウトドアはやっぱり我が家には無理という結論だってあるかもしれない。

で、ディキャンプを続けて気に入ったキャンプ場に出会ったら、帰り際にお泊りの予約を入れていくのも良いですね。

そのころには、きっと、テントもあれがいいとか、タープはあれがいいとか、きっときまっているでしょうから。



あとは、お泊りキャンプデビューです！